裁判官の異動
子どもの学校の関係で単身赴任することも多いようです.
4月1日に発表された異動をみると,多くは順当で,一部は意外な人事でした.
私が原告代理人となっているいくつかの事件の担当裁判官も異動になりました.
裁判官は独立ですので,前任の裁判官の心証を受け継ぐことはありません.
新たに担当となった裁判官は,記録を読んで自らの心証を形成します.
医療事件の経験が少ない裁判官でも,準備書面と証拠(医学文献)を丁寧に読んでいただければ,前任の裁判官と同様の心証に達するはずなのですが,人が違えば,着眼点が異なり,訴訟指揮も異なることもあります.
谷直樹
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