山形県立新庄病院,医療過誤で提訴される(報道)
「新庄市の男性=当時(83)=が急性膵炎(すいえん)となり2014年2月に死亡したのは、山形県立新庄病院(新庄市)が内視鏡検査でミスをし、その後の点滴処置も不適切だったためだとして、遺族3人が15日までに、県に2500万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
訴えによると、男性は13年11月、総胆管結石の治療のため入院。内視鏡を使った検査の際、担当医が誤って検査器具で膵臓(すいぞう)の管を傷付けた。男性は急性膵炎を発症して4日後に重症化したが、病院は点滴量を増やすなどの処置を施さなかった。男性は多臓器不全で死亡した。
遺族側は「病院は内視鏡検査に指導医を立ち会わせず、経験が乏しい4年目の医師に単独で行わせており、注意義務に違反する。その後、すぐに適切な点滴処置を始めれば死亡は避けられた」と主張している。
山形県県立病院課は「弁護士と相談して対応したい」と話している。」
ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)の事故は時々あります.そのなかには,手技上のミスが関係する例もあります.
谷直樹
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