伊藤若冲の2つの展覧会+五百羅漢
『生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村』展では,白象群獣図(桝目描きは傍で見たほうがよくわかります.丁寧な仕事です.宇多田ヒカルさんの「SAKURAドロップス」のPVにも使われていました.),象と鯨図屏風(巨大でシンプルで愛らしい象と鯨も間近で見たほうがよいです.),石峯寺図などを,『伊藤若冲と琳派の世界』展では,鹿苑寺大書院障壁画,釈迦三尊図,中鶏左右梅図,立鶴図などをそれぞれ見ることができます.
伊藤若冲は,俵屋宗達・尾形光琳と並べるのはわかりやすいと思うのですが,与謝蕪村と並べるのはプロ好みだったのででしょう.渋い蕪村は,私にはまったく頭にはいってきませんでした.
後者は9月23日までですが,前者は5月10日までです.関心のある方は六本木の東京ミッドタウンに急がれたほうがよいと思います.(甲賀市の山中にあるMIHO MUSEUMでも7月4日から8月30日まで開催されます.交通の便が悪いため人が少なく落ち着いて見ることができるかもしれませんが...)
また,伏見の石峯寺の五百羅漢石像もお忘れ無く.
谷直樹
ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
↓
にほんブログ村 」