弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

兵庫県立加古川医療センター,看護師が車いすの安全ベルト装着を忘れ患者が転倒(報道)

神戸新聞「車いすで転倒患者骨折 加古川医療センター、ベルト装着怠る」(2015年5月26日)は,次のとおり報じました.

「兵庫県病院局は25日、加古川医療センター(加古川市神野町)で今年3月、車いすに乗っていた60代男性患者が転倒し、鼻を骨折する事故があったと発表した。看護師らが安全ベルトの装着を確認することを定める院内のマニュアルに従っておらず、同センターは患者や家族に謝罪した。

 同局企画課によると、3月6日、50代の女性看護師が、脳腫瘍で左半身まひの男性を車いすに乗せた。安全ベルトをしておらず、看護師が別の患者の対応に向かった際、男性が一人でトイレに行こうとして転んだという。

 佐藤二郎県病院事業副管理者は「より一層、医療安全対策を充実し、再発防止に努めたい」とコメントした。」


事故の原因は安全ベルトのし忘れですから,病院の責任は否定し難いでしょう.



 谷直樹


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by medical-law | 2015-06-05 20:33 | 医療事故・医療裁判