弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

日本肝移植研究会、神戸国際フロンティアメディカルセンターの生体肝移植問題について意見書

神戸国際フロンティアメディカルセンターの生体肝移植は、再開後の患者(63歳)も死亡し、これで5人の患者が亡くなったことになります.
執刀した田中紘一理事長は,医療ミスを否定し、移植手術を続けると述べた、と報じられています.

日本肝移植研究会は、神戸国際フロンティアメディカルセンターの生体肝移植患者が他施設の移植患者と比べて状態が悪いとは言えず、難易度が高くない手術で死亡したことが問題だとする意見書をまとめた、とのことです.
日本移植学会は、日本肝移植研究会と合同で中止を求める声明を発表する、とのことです.


谷直樹

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by medical-law | 2015-06-08 01:34 | 医療事故・医療裁判