大茅の輪くぐり
そこで,菅原道真公を祀る北野天満宮では,6月25日に,御誕辰祭の大茅の輪くぐりが行われます.
茅の輪くぐり自体は,牛頭天王(素戔嗚尊)がおもてなしをうけた蘇民将来に,茅萱で輪を作ることを教え,悪い病気が流行したとき蘇民将来の一族だけは災いをまぬがれた,という故事に由来するもので,素戔嗚尊を祀る神社(八坂神社等)はもちろんそれ以外の神社(鶴岡八幡宮,江島神社等)でも6月30日の大祓に行われます.京都では6月30日には水無月を食べます.母の誕生日を祝い,水無月を食べると,年の半分が過ぎたという実感がします.
本来,茅の輪くぐりの御利益は無病息災ですが,「茅の輪」を「智の輪」と解釈して,北野天満宮の大茅の輪くぐりに学業成就を期待するむきも多いようです.
谷直樹
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