弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

『本棚食堂』

BSプレミアムのドラマ『本棚食堂』(火曜午後11:15)が面白いです.
昨年8月に放送され、好評のため、続きが製作、放映されています.
中村蒼さんと柄本時生さん(弟さんのほう。『ノルウェイの森』の突撃隊役の人です。)が、締め切りに追われ現実逃避のため本の中の料理を再現する漫画家役です.お二人がとてもよい感じです.
アシスタント役の山下リオさん(三井のリハウスの頃と変わりましたが)、鬼編集者役の遊井亮子さん(『ファーストクラス』のカメラマン役でした)もはまり役です.
いつもタイミングよく料理を食べにくる隣人が、逢沢りなさんとマキタスポーツさんで、濃いですが、よいです.

ホラー飯編
「西瓜チャーハン」(西ゆうじ・ひきの真二『華中華 7巻』より)は、西瓜の皮を使います.皮ですから、しゃきしゃき感は想像できます.西瓜をチャーハンの上に乗せるのは(ドラマでも「生ぬるい」と言っていましたが)やめたほうがよいと思いました.
「ボンベロのハンバーガー」(平山夢明『ダイナー』より)は、チーズをふんだんに使っています.ハンバーガーは手作りのほうが断然美味しいです.
「ニラ豚」(阿川佐和子『魔女のスープ -残るは食欲-』)は、シンプルですが、間違いなくご飯がすすみます.

パスタ編
「ひじきのパスタ」(ヒキタクニオ『俺、リフレ』より)は、和風なので毎日でも食べたいところですが、しっかり大蒜を使うので日曜日だけにしたほうがよさそうです.
「海のパスタ」(村上龍『村上龍料理小説集』より)は、えび、ムール貝、かさごと材料が豪華です.2~3センチに折ったカッペリーニにえび・貝・魚の味がしみこむことでしょう.「海の味」だそうです.
「ナポリタンスパゲティ」(重松清『ファミレス』より)は、たこウィンナーを使い、昭和の味です.
追加の「トースト」(阿刀田高『街のアラベスク』より)は、バターがしみこみ、美味しそうです.

【追記】

男飯編
「すきやき丼」 (土山しげる『極道めし 5巻』より)は,すき焼きにご飯をいれ卵を流し込むものです.番組では関西風で料理していました.味つけの濃淡のバランス,卵をいれるタイミング,火を止めるタイミングがポイントでしょう.
「ステーキカレー」 (北方謙三『夜を待ちながら』より)は,ステーキに力がはいるとカレーも強いので味がぶつかってしまうかもしれません.ステーキ肉を使ったカレーと考えるときっと美味しいでしょう.
「豚の臓物煮込み」 (村松友視『時代屋の女房』より)は,時代屋の味ですね.
遊井亮子さんが大暴れの回でした.

憧れのグルメ飯編
今回はかなりの変化球です.
「しめサバのサンドイッチ」 (雁屋哲/花咲アキラ『美味しんぼ47巻』)は,すりおろしたホースラディッシュでしめサバとパンをつなぎます.
「横浜ド開港ロードカレー」(渡辺保裕『ドカコック』より) が,ご飯とシューマイを混ぜ,ウスターソースとカレー粉で味付けし,とろけるスライスチーズをトッピングします.
「カキのすり流しとろろ汁」(きくち正太『おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。4巻』より)は,さっと茹でた牡蠣をすり鉢ですりおろし(!),自然薯をすりおろし,ゆず皮をすりおろし,麦飯にかけていただきます.味付けは牡蠣にあう味噌です.
寺島咲さん,恒吉梨絵さん,佐藤めぐみさんが姉役で出演していました.


谷直樹


ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2015-07-20 01:21 | 日常