厚労省,産科医不足対策で専門家会議立ち上げ
「産科の医師が主に都市部に集中し地域によっては高齢出産などリスクの高いお産を扱う医療機関が不足していることから、厚生労働省は近く専門家による会議を立ち上げ、医療機関を再編するなど対策を検討することになりました。」
「会議では、生まれる子どもの数の推計などから地域ごとに必要な医療体制を検討したうえで、高齢出産などリスクの高いお産にも対応できるよう産科の医師を特定の医療機関に集めるなど地域の医療機関の再編を目指すとしています。このほか、リスクの低いお産は助産師に担ってもらえるよう医師と助産師の連携についても検討を進める方針です。」
厚労省は,近所の個人医院が扱ってきた出産を,ハイリスク出産を産科医師が多数いる特定の医療機関へ,ローリスク出産を個人院と助産院へ,という2分法を考えているようです.もし,専門家による会議を発足させる前から,厚労省が結論をもっているとしたら専門家会議の意味は少ないように思います.
また,助産院の実態を調査し,助産院の実態に即した安全な体制でなければ,助産院での事故が増えてしまうのではないでしょうか.
谷直樹
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