WHO,高齢者の社会貢献>年金・医療のコスト
「高齢者への出資はコストではなく「投資」と考えるべきだとする報告書を、世界保健機関(WHO)が公表した。医療や介護などの費用負担が強調され、高齢者の社会貢献が過小に評価されていると指摘している。
報告書は高齢者を「重荷」とする差別的な考え方があると批判。年金や医療などのコストと、税金や経済活動を通じた貢献を比較した結果、高齢者の社会への差し引きの貢献が約400億ポンド(約7兆4600億円)になり、2030年には770億ポンドに達するとの英国の研究を紹介した。
ストレスが生じる問題が起きたときに精神的な支柱となり、困難な課題に直面したときに指導的な役割を担うなど、高齢者ならではの能力を評価した。適切な医療や介護サービスで健康状態を改善することで、社会貢献できるようになるとした。
WHOは、60歳以上の人口割合がいまの12%から50年までに22%になると予測する。マーガレット・チャン事務局長は、日本について「世界でも最も健康な長寿を誇る国」とし、「(日本での)取り組みを世界に向けて発信していくことを期待する」との談話を出した。」
日本では,65歳以上の高齢者は3384万人で,総人口に占める割合は26.7%です.
80歳以上は1002万人です.
医療費,年金削減の方向にむかっていますが,健康な高齢者の社会貢献も視野にいれるべきでしょう.
谷直樹
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