来年に限っては司法試験考査委員から現役の法科大学院教員を外すと決定
「法務省のワーキングチーム(WT)は21日、来年の試験問題を作成する考査委員から現役の法科大学院教員を外すよう求める提言をまとめ、同省の司法試験委員会に了承された。来年の試験に限った措置で、再来年以降の考査委員の任命の在り方についてはWTで引き続き検討する。」
記事は,「地方の国立小規模校を経て、今年の試験に合格した20代男性は「東京の有名私立校に進学した友人から『考査委員の授業を受けている』と聞いてうらやましかった」と話す。考査委員の指導を受ければ「受験に役立つものの考え方や情報が自然と得られるはずだ」と考えていたという。」と紹介しています.
法曹実務家になるための試験ですから,学者・研究者ではなく,実務家が考査委員をつとめるのが本来の姿のように思います.実務家には普通のことがきちんとできる人のほうが適していると思いますので,ひねくり回した難問より,基本的な出題のほうがよいと思います.これを機会に,出題傾向を再検討されたらいかがでしょうか.
谷直樹
ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
↓

にほんブログ村 」