国際がん研究機関、加工肉を発がん物質グループ1に,赤肉をグループ2に指定
IARCは、牛や豚などの赤肉を,グループ2A(ヒトに対しておそらく発がん性がある)に指定しました.このカテゴリーは,ヒトにおいて発がん性の限定的な証拠があり,実験動物において発がん性の十分な証拠がある場合に用いられます.紫外線もこの分類です.赤肉の摂取量が100g増すごとにヒトが結腸がんになる相対リスクが17%高くなります.
赤身肉及び加工肉の1日あたり摂取量を70グラム以下に抑えることが推奨されています,
加工肉はできるだけ控え,赤身肉はほどほどに,ということでしょうか.
政府は,それぞれ具体的な摂取の上限,目安を示すべきでしょう.
谷直樹
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