弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

脊椎手術で神経損傷したとして独立行政法人労働者健康安全機構が訴えられる(報道)

毎日新聞「賠償提訴 「医療過誤」でまひ、中2ら提訴 地裁小倉」(2016年7月5日)は、次の通り報じました. 

「脊椎(せきつい)の手術で神経を損傷したため全身まひなどが残ったとして、岡垣町の中学2年の男子生徒(13)と両親が4日、飯塚市の「総合せき損センター」を運営する独立行政法人「労働者健康安全機構」に対し介護費や慰謝料など約1億4500万円を求める訴訟を地裁小倉支部に起こした。

 訴状によると、生徒には生まれつき下半身まひの障害があり、2013年ごろから手指が冷たくなるなどの症状が出たため14年3月27日、同センターで手術を受けた。

その直後から全身まひ、呼吸困難などの症状が出て、今も首から下がまひしているという。

 4日、記者会見した生徒らの代理人弁護士は「当初から病院は過失を認めていたが賠償には応じてもらえず、提訴に至った」と説明。病院の担当者は「訴状を確認できていないのでコメントできない」と話した。【木村敦彦】」



これは、私が担当しものではありません.
独立行政法人労働者健康安全機構が相手のときは、有責が明白な事案でも訴訟となることが多い印象があります.


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by medical-law | 2016-07-07 00:34 | 医療事故・医療裁判