日本生殖医学会、着床前遺伝子スクリーニング(受精卵検査、PGS)」を行った医師を処分
「浜松市中区の不妊治療専門院「アクトタワークリニック」(A院長)が、国内の一般患者対象には認められていない「着床前遺伝子スクリーニング(受精卵検査、PGS)」を行っていたと公表したことについて、日本生殖医学会(苛原稔理事長)は2日、横浜市内で開いた理事会で、同会が認定していたA院長の生殖医療専門医資格を取り消す決定をした。
理事会後の記者会見で発表した。苛原理事長は、同会の生殖医療専門医資格は日本産科婦人科学会(日産婦)が示す見解の順守が大前提とした上で、同院のPGS実施について「高い倫理観が求められる専門医として、ふさわしくない。生殖医療専門医に対する社会の誤解を招きかねず、厳正に対処せざるを得ない」と、資格取り消しの理由を述べた。A院長は今後、日産婦の見解を順守してPGSを実施しないと述べているという。
同院が行っていたPGSは、不妊治療における体外受精で、受精卵を子宮に戻す前に染色体異常などを検査する技術。ダウン症などの可能性がある受精卵も選別の対象となるため、日産婦は会告で禁じている。
同院はことし6月末、希望する30代の女性47人に検査を実施していたと公表した。日産婦はすでに、A院長に対して厳重注意処分を通達しているという。
PGSは日産婦が流産歴や一定の不妊治療歴のある患者に対して臨床研究の準備を進めている段階。同会が認定する生殖医療専門医は全国に約600人いる。」
PGSを行うことは「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」と書くこと,タレントにナチスSS風の黒服を着せることと同列ではないでしょうか.
谷直樹
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