平成27年「国民健康・栄養調査」にみる喫煙の状況

それによると,タバコ喫煙の状況は,次のとおりです.
「現在習慣的に喫煙している者の割合は、18.2%であり、男女別にみると、男性30.1%、女性7.9%である。この10 年間でみると、総数、男女とも有意に減少している。
年齢階級別にみると、その割合は、男性では30 歳代、女性では40 歳代で最も高い。
現在習慣的に喫煙している者のうち、1日に21 本以上吸う者の割合は、10.0%であり、男女別にみると男性12.4%、女性2.0%である。この10 年間でみると、総数、男女ともに有意に減少している。
現在習慣的に喫煙している者のうち、たばこをやめたいと思う者の割合は、27.9%であり、男女別にみると男性26.1%、女性33.6%である。平成19 年以降でみると、男女とも有意な変化はみられなかった。
身近に禁煙治療が受けられる医療機関がある者の割合は、男性34.6%、女性42.9%であり、男性ではすべての年代で、「わからない」が50%を超えている。
たばこをやめたいと思う喫煙者でも、身近に禁煙治療が受けられる医療機関があるかわからない者が男女とも約50%いる。」
喫煙率低下のためには,禁煙治療を受けられる環境を整備し,周知することが必要です.
谷直樹
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