「がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会」で樹状細胞等のがんワクチン療法が問題になる(報道)
大病院の医師から先端医療として奨められれば,患者,患者の家族は,科学的根拠の弱い治療法についても効果が期待できるものと誤信し,高額な治療費のかかるエビデンスの弱い(効果が期待できない)治療を受けてしまうことも少なくありません.その結果,患者が財産を失う場合もあり,問題になっています.
1月12日の 「がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会」)(第12回)で,話題になり,山口建氏(静岡県立静岡がんセンター総長),若尾文彦氏(国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター長),松本陽子氏氏(NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会)の発言が,CBニュース「がん拠点指定、エビデンス弱い治療を問題視- 厚労省検討会、一部委員の提起で論点に」(1月17日)で紹介されています.
がん診療連携拠点病院等の指定は,標準的ながん診療を早期に受けられるよう体制を整備することが目的と思いますので,今後の論点整理に期待します.
谷直樹
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