塩崎厚生労働大臣,医師らによる研究班を発足させ無痛分べんの安全性確保の具体策を検討する
「塩崎厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で「無痛分べんで亡くなられた方やご遺族の皆様方には心から哀悼の意を表したい。日本産婦人科医会が無痛分べんの実態調査を進めているが、厚生労働省としても、できれば今月中に研究班の第1回目の会議を開催したい」と述べました。
そのうえで、塩崎大臣は「安全管理体制の構築について検討し、安心して分べんに臨んでもらえるよう最大限の努力をしていきたい」と述べ、産科や麻酔科の医師らによる研究班を新たに発足させ、無痛分べんの安全性をどのように確保していくか、具体策を検討する考えを示しました。」
厚労省のサイトの塩崎大臣会見には,次のとおり載っています.
「(記者)
無痛分娩についてお伺いします。今年の春以降、死亡事例を含む無痛分娩に関する事故が報告されましたが、再発防止を求める声もあがっております。この事案につきまして、どのように分析され、これから対応されますでしょうか。
(大臣)
無痛分娩に関して実施した際の死亡事案が相次いで報道されております。そのようなことと受けまして、まずは私どもとしてもお亡くなりになられました方々のご冥福をお祈り申し上げたいと思いますし、御遺族の皆様方には心から哀悼の意を表したいと思います。産婦人科医会が当然調査するということになっていますが、私ども厚生労働省としても、厚生労働科学研究班をできれば8月中に開催をしようと思い、第1回の研究班会議の準備をしております。安全管理体制の構築について、厚生労働省としても検討して、安全・安心な分娩に臨んでいただけるように私どもとしては最大限の努力をしてまいりたいと思います。」
塩崎厚生労働大臣のこの発言は,遺族の要望書への回答とみてよいでしょう.
谷直樹
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