弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

社会福祉法人恩賜財団済生会横浜市東部病院が肝生検後の女児死亡で提訴される(報道)

朝日新聞「肝生検後に11カ月の女児死亡、両親が横浜の病院を提訴」(2017年10月27日)は,次のとおり報じました.

「横浜市鶴見区の横浜市東部病院で2010年、肝臓組織を採取する検査を受けた女児がその後死亡したことをめぐり、両親が26日、「病院の術後管理が不適切だったのが原因」などとして、病院側に約9千万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こした。両親の代理人弁護士が明らかにした。

 訴状によると、当時生後11カ月だった女児が10年9月1日、胸部から針を刺して肝臓組織を採取する検査(肝生検)を受けた後、容体が急変して同2日に死亡した。監察医による解剖の結果、女児の死因は肝生検による失血死とされた。

 両親側は、経験の浅い医師らの施術によって肝臓から出血した過失があったと主張。検査後に手足が冷たくなったり、唇が青白くなったりするなどの異常が現れたにもかかわらず、医師らが適切な対応をとらなかった、などと訴えている。

 横浜市東部病院は取材に対し、「見解は裁判で表明したい」とコメントした。」


報道の件は私が担当したものではありません.
監察医による解剖の結果死因が肝生検による失血死とされたこと等からすると病院に責任がありそうですが,裁判の結果に注目したいと思います.

谷直樹

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by medical-law | 2017-10-28 10:03 | 医療事故・医療裁判