弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

東京都立神経病院インスリン殺人事件の被害者永眠する

多摩川の河岸段丘は高位面(武蔵野面)と低位面(立川面)の2段になっており,国分寺崖線は高位面と低位面のへりです.そこは,湧水が豊富で,古来より人々が住み,石器時代の遺跡も発掘されています.
そのような場所(武蔵台)に,東京都立神経病院はあります

東京都立神経病院に入院していた患者が、平成23年6月,急変し,意思疎通のできない状態になりました.この患者の血液から,通常の2500倍のインスリンが検出されました.この患者は,難治性側頭葉てんかん手術後の後遺症のために入院していましたが,インスリン治療などを行う必要はありません.
検証委員会は,第三者によりインスリンが投与された可能性が高い,と認定し,病院の管理ミスを指摘しました.
「都立神経病院高インスリン値検出事案検証委員会報告書」はコチラ

この東京都立神経病院インスリン事件の被害者は,平成29年12月15日に永眠されました.ご冥福をお祈り申し上げます

捜査は,殺人未遂事件から殺人事件に切り換えられます.
このインスリン殺人事件の犯人が逮捕,処罰され,罪を償う日が来ることを願ってやみません.

谷直樹

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by medical-law | 2017-12-21 23:26 | 医療事故・医療裁判