「月夜のアボカド A Gift from Ester's Kitchen」(『あなたは、誰かの大切な人』より)

「月夜のアボカド A Gift from Ester's Kitchen」は,原田マハさんの『あなたは,誰かの大切な人』(講談社文庫)に収載されています.
フリーランスのアートコーディネーターの39歳のマナミは,どんな相手でも角を立てずにふんわりと人付き合いができる以外には際立った才能がない男性と,つかず離れずの交際を続けています.
このマナミの視点から,79歳の,ロサンゼルスのメキシカン・タウンに住む,明るく,快活で,おしゃべりで,気のいいおばさんエスタ-の料理と人生が語られます.
エスターは語ります.
「ねえ、マナミ。人生って、悪いもんじゃないわよ。」
「笑ってしまうほど単純で、かけがえのない、ささやかなこと。それこそが、ほんとうには、何にも勝る幸福なんだって思わない?」
人生の背景が見える言葉です.
一読をお薦めします.
谷直樹
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