弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

日本禁煙学会がドトールコーヒーに全面禁煙,従業員の健康診断を要望

日本禁煙学会は,2018年4月23日,ドトールコーヒーに

1.分煙店をやめ、ただちに全席禁煙店にしてください。
2.今後健康被害が出る恐れがあり、従業員の少なくとも三十年間にわたる健康診断を続けてください。


と要望しました.

分煙店舗のアルバイトからのメールをきっかけに,日本禁煙学会ドトールの19店を調査したところ、喫煙区画のPM2.5は平均216マイクログラム/m3で,.アメリカ環境保護庁の分類でもっとも危険なHazardous(心臓や肺の悪い人、お年寄り病状がいちじるしく重くなり、死亡率も著しく高まる。一般の人に重い呼吸器症状が現れる恐れあり。)で、全死亡増加率=150%でした.
禁煙区画では平均28.5マイクログラム/m3で,近隣のスターバックス店に比較すると高く,禁煙区画にもタバコの煙が漏れていると考えられました.
労働安全衛生法から,雇用主には従業員が受動喫煙を浴びないようにする義務がありますので,日本禁煙学会は,上記の要望を行いました.

http://www.jstc.or.jp/uploads/uploads/files/journal/2018423DC.pdf

谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!

  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

by medical-law | 2018-04-27 04:35 | タバコ