産科医療補償の審査基準緩和
読売新聞「出産事故で脳性まひの子ども対象「産科医療補償」、運営委が基準緩和要請へ」(2018年7月21日)は,次のとおり報じました.
「出産事故で重い脳性まひになった子どもに補償金を支給する「産科医療補償制度」の運営委員会が20日開かれ、今月中にも厚生労働省に審査基準の緩和を求めることを決めた。
同制度は2009年1月に国が創設。医療機関の過失の有無にかかわらず、基準を満たせば3000万円を補償する。15年1月以降に生まれた子どもの場合、〈1〉妊娠32週以上で体重1400グラム以上〈2〉「妊娠28週以上で出産時に低酸素状態だったことを示す所見がある」のいずれかを満たせば対象となる。低酸素状態は9項目で審査する。09~12年の4年間に生まれた子どもでは計555件を審査したが、認められたのは半数を切る264件。」
当事務所への相談等をみると,審査基準の緩和は必要と思います.
谷直樹
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