弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

大牟田市立病院,輸血の指示と血液の凝固能力検査が遅れたことを認め1000万円で遺族と和解(報道)

朝日新聞「出産後に出血性ショック死 大牟田市立病院、遺族と和解」(2018年8月8日)は,次のとおり報じました.

「福岡県の大牟田市立病院(野口和典院長)は7日、記者会見を開き、出産後の出血性ショックで死亡した当時30代の女性の遺族との間で、福岡地裁で係争中だった民事訴訟の和解が成立したと発表した。病院側が遺族の主張を一部受け入れ、1千万円を支払う。

 病院によると、この女性は2012年7月に大牟田市内の産婦人科で出産後、出血が止まらず、市立病院に搬送された。輸血や子宮摘出手術を受けたが、約3時間後に出血性ショックのため死亡した。これに対し、女性の夫と3人の子どもが、死亡したのは市立病院の止血や子宮摘出手術が遅れたためだとして、16年に約7千万円の損害賠償を求めて提訴していた。

 和解は、市立病院側が死亡との因果関係は低いものの、輸血の指示と血液の凝固能力検査が遅れたことを認め、母親の死亡という実情も踏まえて、和解金1千万円を支払うという内容。」


報道の件は私が担当したものではありません.
搬送された後医の責任が問われるのは,ケ-スしては少ないので,輸血の指示と血液の凝固能力検査がかなり遅れた事案なのでしょう. 


谷直樹

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by medical-law | 2018-08-08 20:16 | 医療事故・医療裁判