弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

東京地裁平成30年8月9日判決,リスクの説明不足で100万円の賠償を認める(報道)

共同通信「レーシック手術で医師の過失認定」(2018年8月14日)は次のとおり報じました.

「近視を矯正するレーシック手術で網膜剥離になった長野県の女性(62)が、リスクの十分な説明がなかったとして、医療法人社団「翔友会」(東京)に約580万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(佐藤哲治裁判長)は9日、医師の過失を一部認め、約100万円を支払うよう命じた。

 判決によると、女性は2013年9月、翔友会が運営していた眼科クリニックで両目の手術を受けた。手術前の検査で左目の網膜に穴が開いていることが分かったが、医師は手術は可能と説明。女性は手術後に左目が見えづらくなり、長野県のクリニックで網膜剥離と診断された。」


上記報道の件は,私が担当したものではありません.
網膜裂孔がある状態でレーシック手術を行うと網膜剥離を発症し不可逆的な視力低下を生じるリスクがあること等を説明しなかった説明義務違反を認め,説明義務違反と結果(網膜剥離)との因果関係も認めたようです.

谷直樹

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by medical-law | 2018-08-14 08:05 | 医療事故・医療裁判