弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

滋賀県立精神医療センターの患者自殺の事案で,病院側の管理不十分を認め300万円支払いへ(報道)

朝日新聞「病院の管理不十分で患者自殺、遺族に300万円支払いへ」(2018年9月12日)は次のとおり報じました.

「滋賀県は11日、県立精神医療センター(草津市)で、患者が入院の同意後に外出して自殺したのは病院側の管理が不十分だったとして、遺族に300万円を支払うことで合意できる見込みになったと発表した。9月議会に関連議案を提出する。

 センターや県経営管理課によると、昨年9月、県内の50代女性がセンターの外来で入院が必要と判断され、入院に同意した。付き添っていた親族1人が入院の手続きをしている間に、女性が待合室から外出し、近隣のマンションから飛び降りて死亡したという。

 遺族は昨年12月、センター側の監視が不十分だったとしてセンターに損害賠償を請求。今年5月には県内の簡易裁判所に調停を申し立て、センターと協議してきた。センターは「外出に対して病院の管理が万全でなく、一定の責任を負うべきだ」と判断。300万円を支払うことで遺族と和解の見通しが立ったという。



報道の件は私が担当したものではありません.
入院前の患者を1人にしてしまったことが悔やまれる事案で,もう少し病院側に配慮があれば,と思います.患者の自殺における病院の管理責任について参考になる解決です.

谷直樹

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by medical-law | 2018-09-13 08:57 | 医療事故・医療裁判