弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

医療安全情報No.146 「酸素残量の未確認」(第2報)

日本医療機能評価機構は,2019年1月15日,医療安全情報No.146 「酸素残量の未確認(第2報)」を発表しました.
「酸素ボンベ使用中に残量ゼロ」となってしまった事故事例9件のうち5件では,搬送時以外にも酸素ボンベを使用していたとのことです.

医療安全情報No.146 は,再発防止のために,以下の3点の対策を検討するよう求めています.
1 酸素ボンベの使用は「搬送時のみ」として、中央配管がある場所では速やかに切り替える.
2 酸素ボンベ使用中は,「引き継ぎ時」「検査中」「検査終了時」などに酸素の残量を確認する.
3 患者の検査時は,酸素投与量と患者の状態に応じて医師や看護師が付き添う.

谷直樹

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by medical-law | 2019-01-17 23:51 | 医療事故・医療裁判