交通事故から8日後の大動脈瘤破裂による死亡事案,手術後のCT検査でがんの所見を見逃した事案で遺族と和解2件(報道)
「むつ市にある公立病院で、5年前とおととし、50代と60代の男性患者2人が、死亡したことについて、病院側が医療ミスがあったことを認め、賠償金合わせて5800万円を支払うことで遺族と和解したことが関係者への取材で分かりました。
むつ市など5つの市町村の一部事務組合が運営する「むつ総合病院」では、平成26年7月、バイクの事故で入院し、打撲と診断された60代の男性患者が、8日後に大動脈りゅう破裂で死亡しました。
また、去年4月には、前の年にがんの手術を受け、その後、別の大腸がんと診断された50代の男性患者が死亡しました。
関係者によりますと、2人の遺族は、入院中に適切な治療を怠ったことや、手術後のCT検査でがんの所見を見落としたことが原因だったとして、裁判に訴えたり、病院側に申し立てたりしていました。
いずれについても、病院側がミスがあったことを認め、賠償金合わせて5800万円を支払うことで、ことし1月に遺族と和解が成立したということです。
病院を運営する一部事務組合は、今月20日に開かれる定例議会に正式に報告して、了承を得ることにしています。
むつ総合病院は、NHKの取材に対し、「さらなる医療ミスや事故を招かないよう、対応を徹底していきたい」とコメントしています。 」
報道の2件は私が担当したものではありません.
患者側弁護士の少ない地方では,医療過誤の被害に遭っても損害賠償を請求せず諦めて」うるケースも多いと聞いていましたが,次第に変わってきているのかもしれません.
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谷直樹
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