《行く春》
長瀞は,地球深部で変成された岩が1億年かけて隆起したことが見て取れる場所です.これは以前「ブラタモリ」でやっていました.
屏風の風景は実際の長瀞とは異なるものになっています.水車舟が流れの緩やかなところにあってよいかと思いましたが.長瀞と言えば藤ですが,舞い散る桜が配されています.赤壁は左岸に置き換えられています.番組では,柔らかな岩(結晶片岩)を彩色で表現したことが際限で示されました.《行く春》は,長瀞の要素が画家の美意識で再構成されたものです.
は,北の丸公園の国立近代美術館で,2019年3月19日から5月26日まで 展示されています.
谷直樹
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