弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

取り違え防止策がなく遺体取り違え解剖(報道)

河北新報「遺体取り違え解剖 遺族は法的措置も検討 仙台厚生病院」(2019年06月01日)は,「仙台市青葉区の仙台厚生病院が太白区の男性(84)の遺体を取り違え、5月27日に誤って解剖していたことが31日、分かった。病院は「完全なケアレスミス」と事実関係を認めている。遺族は法的措置も検討している。」と報じました.
年間の病理解剖が20件以下で、同じ日に複数の遺体を取り扱う例はほとんどなかったといい、取り違え防止策もなかった,とのことです.
報道の件は私が取り扱ったものではありません.
件数が少ないため,取り違え防止策がなかったのことですが,確認せずに解剖を始めるのは通常ではないと思います.




谷直樹

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by medical-law | 2019-06-03 10:49