弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

無痛分娩被害者の会結成

読売新聞「無痛分娩被害者の会、結成の思い「事故二度と…」」(2019年7月8日)は,次のとおり報じました.

「出産時の痛みを局所麻酔で和らげる無痛分娩で被害に遭った女性の家族2人が8日、被害者の会を結成して大阪府内で記者会見した。無痛分娩で麻酔を行う医師の資格制度の創設や、定期的な講習の義務化を求めて国や医師の団体に要望書を提出するとしている。

 会のメンバーは2017年1月、大阪府和泉市の「老木レディスクリニック」で処置後に死亡した長村千恵さん(当時31歳)の父・安東雄志さん(70)と、12年11月、京都府京田辺市の「ふるき産婦人科」(休院中)で起きた事故で寝たきりとなったロシア国籍のエブセエバ・エレナさん(42)の夫(57)。

 安東さんは「妊婦に必要な出産方法だからこそ、安全に行える制度を国などが整備するべきだ」と訴え、エレナさんの夫は「同様の事故が二度と起こらないよう活動していく」と話した。」


私はこの会に関与していません.
安全で良質な医療が普及することが求められています.
安全な無痛分娩のために動きたいという気持ちは分かりますが,「無痛分娩被害者の会」というのはどうなのでしょう.お二人の件は医療過誤による医療事故ですが,そのことが一般に理解されないと「被害者」とは理解され難いのではないでしょうか.
たとえば,「陣痛促進剤による被害を考える会」というのは有りますが,「考える」が入っています.


谷直樹

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by medical-law | 2019-07-09 14:22 | 無痛分娩事故