がん検診,入力ミスで誤った内容を通知,患者死亡(報道)
岐阜市は16日、市の胃がん検診を1月に受診した50代の女性に「要精密検査」の検診結果を誤って「異常認めず」と通知し、女性が同日、市内の病院で死亡したと発表した。死因は胃がん。さらに2017、18年度に市のがん検診を受けた50~70代の女性4人にも「異常認めず」と誤った内容を通知していた。4人にがんの症状は見られないが、市は直接面会して謝罪した。
市は、通知ミスで、死亡した女性のがんを進行させてしまった可能性は「否定できない」としている。
市によると、死亡した女性は今年1月10日に胃がん検診を受診した。検診の結果、「要精密検査」と判定されたが、市は28日に「異常認めず」と誤った内容の通知を発送した。女性は4月に医療機関を受診し、肺がんと胃がんが見つかった。「がん検診「異常なし」誤通知 岐阜市の50代女性死亡」
肺がんは胃がんが転移したもので、女性の家族から今月10日に検診結果の説明を求められ、職員が確認して間違いが判明した。
誤通知の判明を受けて市は、データが残る14~18年度に4種類(大腸がん、肺がん、乳がん、胃がん)の検診を受けた延べ16万人について、検診委託機関の検診結果と、市が入力した通知内容を照合。死亡した女性を含め5人の入力ミスを見つけた。
誤った内容を通知した他の4人は、50代が2人、60代と70代が各1人。17年度は肺がんと乳がんの受診者、18年度は胃がんの受診者。正しい内容は、乳がんの1人が「要精密検査」、肺がんの1人と胃がんの2人が「要注意」だった。
検診結果と通知内容を職員2人で読み合わせる手順を踏んでいなかったことなどがミスの原因。上司による確認も不十分だった。
柴橋正直市長は「ご冥福をお祈り申し上げる。市民のがん検診への信用を損なったことは誠に遺憾であり、再発防止策を徹底させる」とコメントを出した。
上記報道の件は私が担当したものではありません.
このようなことで命を失うなんてさぞ無念でしょう.
谷直樹
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