夏と秋と
かたへすずしき 風や吹くやむ
古今集に収載された,凡河内窮恒(おおしこうち の みつね)氏の歌です.
空の通い路を季節が行き交う,想像の情景を歌ったものです.
6月の最後の日に歌ったものですが,夏の終わりのこの時期にふさわしい歌です.
女郎花 吹きすぎてくる 秋風は
目には見えねど 香こそ知るけれ
これも窮恒氏の歌です.
見えないものをよむのが得意な歌人のようです.
20日は京都地裁の期日です.夏の暑さに秋の涼しい風がしのびこんでいればよいのですが.
谷直樹
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