弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

フロントランナーの肖像,榊原富士子先生

月刊弁護士ドットコムvoL49」の「フロントランナーの肖像」に榊原富士子先生のインタビューが掲載されていました.最近はタバコ関係の訴訟もなく,先生とはすっかりご無沙汰です.

榊原先生は「離婚は珍しくなくなったとはいえ、多くの人は離婚や、婚外子・養子であることに大きな引け目を感じています。今の日本はまだ、婚姻して嫡出子がいて離婚しない家族が一番上の模範型という家族ランキングがある社会です。2015年の最高裁判決では裁判長がまさに、この家族の規格化、嫡出親子であることを周りに示すことが重要で、そのために夫婦同氏が必要だと述べています。しかし、こうしたランキングは模範通りに生きられない多くの人を苦しめます。夫婦別姓訴訟は、『別姓でも、同姓でも、どちらも家族として等価値、家族の形は多様なもので優劣はない』という価値観の体現なのです」と述べています.
記事は「長い間、家族間の苦しみの中でさまざまな橋渡しを担ってきた榊原氏。家族を「つなぐ」役割を若い世代に引き継ぎつつ、自身の最後の大仕事として夫婦別姓訴訟の違憲判決を勝ち取る努力を弛ます、進み続けている。」とまとめます.
別姓訴訟はそういう意義があるのですね.
そんな家族ランキングがあるとは知りませんでした.家族のありかたは多様で,上下や標準があるとは思いもしませんでした.婚姻して嫡出子がいて離婚しない家族はおそらく東京には2,3割もいないでしょう.
私は,人が結婚しようが離婚しようが,子どもがいようがいまいが,まったく関心なく,そのためお祝いのタイミングを逸するすることも度々ありました.

谷直樹

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by medical-law | 2019-10-12 08:52 | 人権