弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

大阪府の病院で肺がん見落とし(報道)

ABCテレビ「肺がん見落とし治療遅れる 大阪急性期・総合医療センター」(2019年12月26日)は次のとおり報じました.

「大阪急性期・総合医療センターは、60代の男性患者の肺がんを見落とし、治療が2年近く遅れる医療ミスがあったと発表しました。

大阪急性期・総合医療センターの後藤満一総長は会見で「あってはならないことであり、当該の患者様とその家族の皆様に対して心からおわび申し上げる」と謝罪しました。大阪急性期・総合医療センターによりますと、去年1月、「不整脈」と診断された60代男性が受けた心臓のCT検査で、検査を担当した医師ががんの疑いのある影を見つけ、「精密検査が必要」と報告書に記載。しかし、主治医である心臓内科の医師がこれに気づかず、治療が1年9ヵ月遅れたということです。10月に男性が別の症状で入院した際、肺がんであるとわかり、事態が発覚しました。男性は今も肺がんの治療を受けていて、病院側は報告書の確認を徹底するなど再発防止につとめたいとしています。」


報道の件は私が担当したものではありません.
画像診断科の医師が主治医に画像診断書が作成されたことを伝えるべきだったと思います.

谷直樹

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by medical-law | 2019-12-26 06:45 | 医療事故・医療裁判