「ルノアールとパリに恋した12人の画家たち」




横浜美術館で「ルノアールとパリに恋した12人の画家たち」を見ました.
広い会場にスペースをとって展示されており,また日曜日でしたが人もあまり多くなかったので,丁寧に見ることができました.
ルノアールは,《桟敷席の花束》《桃》《手紙を持つ女》《ピアノを弾く少女たち》《ピアノを弾くイヴォンンヌとクリスティーヌ・ルロル》《花束》《頬づえをつく女》《バラをさしたブロンドの女》の8点でした.
12人の画家は,シスレー,モネ,セザンヌ,ルソー,マティス,ピカソ,モディリアーニ,ドンゲン,ドラン,ローランサン,ユトリロ,スーティンです.もっとも,シスレーは《モンビュイソンからルヴシエンヌへの道》,モネは《アルジャントゥイユ》,ドンゲンは《ポール・ギヨームの肖像》の各1点です.
数は少ないのですが,ポール・ギヨームのコレクションの質の高さが分かります.
ポール・セザンヌは,《りんごとビスケット》《わらひもを巻いた壺、砂糖壺、りんご》など,アンリ・ルソーは,《婚礼》《ジュニエ爺さんの二輪馬車》など,モーリス・ユトリロは,《クリニャンクールの教会》《サン=ピエール教会》,マリー・ローランサンは《マドモアゼル・シャネルの肖像》《女たちと犬》など名作揃いです.
ポール・ギヨームの美術館のような邸宅の模型も展示されていました.
「ルノアールとパリに恋した12人の画家たち」展は1月13日までです.
谷直樹
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