弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

第 6 回日本医療安全学会学術総会・ 市民公開講座は中止

このブログを書いた時点では,予定通り開催でしたが,その後中止になりました.

「新型コロナウイルス感染の起き始めですが、激甚災害ではないので、通常通り開催いたします。必要であればマスク・手拭きなどをご持参ください。消毒液が不足しており、手洗いはしっかりされてください。政府指針では、指定感染症であるコロナ患者は隔離され、集会参加は禁止されていますから、熱・咳などの風邪症状のある方は入場禁止です。」とのことです.

市民公開講座(1)
2020 年 3 月 7 日(土) 東京大学医学部 2 号館 3 階大講堂
12:10 受付開始
13:00~14:50
テーマ: 患者側から見た「医療事故調査制度」5年目の課題と提言
コーディネーター: 勝村久司(日本医療安全学会 理事)
・「医療事故調査制度」5年目の現状と課題(約 30 分)
   村井清人(厚生労働省医政局総務課医療安全推進室 室長補佐)
・医療事故調査制度のユーザーの声を元にした制度に必要な改革(約 20 分)
宮脇正和(医療過誤原告の会 会長)
・医療事故の体験から医療者に伝えたい医療事故調査のあり方(約 20 分)
   川田綾子(医療の良心を守る会 事務局長)
・患者側弁護士として求める医療事故調査制度の改革への提言(約 20 分)
   木下正一郎(医療版事故調推進フォーラム事務局 弁護士)
・質疑応答、ディスカッション(約 20 分)

市民公開講座(2)
2020 年 3 月 7 日(土) 東京大学医学部 2 号館 3 階大講堂
15:00~16:50
テーマ: 群大病院で進められている「患者参加型医療」の意義と課題
コーディネーター: 勝村久司(日本医療安全学会 理事)
・取材を通して見た「群大病院の医療事故」と「その後の改革」(約 40 分)
   高梨ゆき子(「大学病院の奈落(講談社)」著者、読売新聞社編集委員)
・事故調報告書から始まった群大病院の「患者参加型医療」とは何か(約 25 分)    勝村久司(群馬大学付属病院医療事故調査委員)
・遺族の立場から見た「群大病院の医療事故」と「患者安全」(約 25 分)
   梶浦明裕(群大病院被害対策弁護団事務局長、弁護士)
・質疑応答、ディスカッション(約 20 分)

市民公開講座(3) 2020 年 3 月 8 日(日) 東京大学法文 1 号館 1 階 21 番講堂
14:50 受付開始
15:30~17:20
テーマ: 在宅における医薬品の安全な使用と事故対応はどうすれば良いのか?
     座長 橋田 亨 (神戸市立医療センター中央市民病院・院長補佐兼薬剤部長)
15:30-16:00
     橋田 亨 (神戸市立医療センター中央市民病院・院長補佐兼薬剤部長)
16:00-16:30 自宅で行うくすりの管理
     鷲山厚司 (福岡大学病院 医療安全管理部医療安全管理者(専従薬剤師))
16:30-17:00 在宅における医薬品の安全使用に際して現場の薬剤師ができること
     生島五郎 (松戸市立総合医療センター 薬局)
17:00-17:20 総合討論


【追記】
市民公開講座は中止になりました。


下記の理由によって、開催は3月27日(金)~30日(月)のインターネット会議に変更となりました。
1. 指定感染症である新型コロナウイルス感染では、無症状のウィルス保有者からの他の人への感染の危惧がある。
2. 発生初期のため、病原体の実態がよくわかっていない。
3. 学術総会は多数の参加者が多数の密室で討論をするため、ウィルス感染が極めて危険である。


谷直樹

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by medical-law | 2020-02-20 07:09 | 医療事故・医療裁判