弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

市が,腰部脊柱管狭窄症の手術過誤で2300万円,骨盤部の腫瘍の手術過誤で880万円をそれぞれ支払へい(報道)

朝日新聞「愛知・稲沢市民病院、手術事故2件 損害賠償支払いへ」(2020年2月20日)によると,稲沢市は,市民病院の2件の医療事故で計3180万円の支払うため関連議案を議会に提出するとのことでした.
1件目は腰部脊柱管狭窄症の手術です.

「2017年1月、腰部脊柱管(せきちゅうかん)狭窄(きょうさく)症などを患った70代女性(当時)を手術した。脊椎の固定具(ケージ)を体に挿入した際、脊髄(せきずい)の周りの硬膜を巻き込んで神経を損傷し、両足がまひし、立てなくなった。リハビリ治療をしても自力では歩けないままで、2300万円の損害賠償を払うことで示談するという。」


もう一件は,骨盤部の腫瘍手術です.

「13年10月には、30代男性(当時)の骨盤部の腫瘍(しゅよう)を手術。頭部の位置が低く傾いた手術台で腫瘍を摘出したものの、手術時間が長引いたことで首から腕にかけての神経を損傷し、男性は両手に力が入らないなどの症状を訴えた。症状は改善したが、両手指にしびれなどの後遺障害が残り、市が880万円を払うことで男性と合意したという。」

報道の件は私が担当したものではありません.
手術ミスについて合意で解決できるのは,双方にとって良いことだと思います.


谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ


by medical-law | 2020-02-20 16:54 | 医療事故・医療裁判