《左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調》
ピアノと管弦楽のどちらにも音楽的に高い表現が要求されます.
同氏の作品のなかでも最高最上のものと思います.
発病後の作品ですが,まだ症状は軽度だったのでしょう.
疾患については,諸説ありますが,記憶,表現に障害が生じるものだったようです.
1932年に交通事故後があり,症状は悪化します.神経内科医の判断に納得できない弟らが,脳外科医に強く頼み込んで,1937年12月に脳外科医が開頭しますが,血腫等はなかったとのことです.術後に亡くなりました.
今日3月7日はモーリス・ラヴェル氏の誕生日です.
ピエール=ロラン・エマール、ピエール・ブーレーズ指揮クリーヴランド管弦楽団盤 2010年録音
ジャン=エフラム・バヴゼ、ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮BBC交響楽団盤
クリスティアン・ツィマーマン、ピエール・ブーレーズ指揮ロンドン交響楽団盤 1996年録音
谷直樹
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