弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

男性裁判官の育児休業

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岩瀬達哉氏が東洋経済に「裁判官も人の子」と驚かされる情実人事の記憶 男性裁判官が「育休」を取ったら左遷された話」を書いています.
「「裁判官の育児休業」に関する最高裁資料によれば、2006~2015年度の10年間の育休取得者数は680人。そのうち女性裁判官は657人で、男性裁判官は23人とある。」とのことですが,男性ではじめて育休をとった裁判官が平野哲郎氏です.
平野氏は1996 年4月 札幌地方裁判所に赴任していますので,私の札幌での司法修習と重なっています,平野氏が配偶者が医学部の学生だったため2001年10月に大阪地方裁判所で育休をとろうとしたときに事件は起こりました.
平野氏は前掲記事の中で「憲法と良心に従って独立して仕事ができると思って裁判官になり、裁判所に入ったわけですが、育児休業を申請した途端に異分子扱いされるようになった。いまと違って当時は、夫の育児参加に理解のない裁判長がいて、人権保障の砦であるはずの裁判所なのに残念だなとの思いが募った」と述べています.

ちなみに,平野氏は「医師民事責任の構造と立証責任」(日本評論社)を執筆しています.



谷直樹

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by medical-law | 2020-03-13 05:03 | 司法