弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

《炎舞》

前途多難の東京オリンピックを象徴するかのように聖火が2度消えましたが,炎といえば,速水御舟氏の1925年の《炎舞》です.生死を観念させる作品です.
軽井沢で見た焚火に群がる蛾から発想を得たとのことですが,夏の火はお盆の迎火・送火を想起させます.炎の描写は,伴大納言絵巻の激しく美しい炎を想起します.
克明に描かれた蛾は死者の魂なのでしょうか.
フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ氏は,1889年に《蛾 (グレートピーコックモス)》を描いています.実際に描かれたのはグレートピーコックモスという蛾でしたが,「死人の頭」という名の蛾を描いているという手紙があります.
速水御舟氏は,ゴッホ氏を意識していたのでしょうか.興味深いところです.
3月20日は速水御舟氏の命日です.




谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

by medical-law | 2020-03-21 00:01 | 趣味