弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

東京で新たに13人感染確認

3月30日は東京都で新たに13人の感染が確認されました.検査できた検体がすくなかったためだそうです.
小池都知事は,バー、ナイトクラブ、酒場、など接客を伴う飲食店に行くのは当面お控えいただきたい,と呼びかけました.
まだ接客を伴う飲食店に行く人がいるのでしょうね.
東京はかなり危険な,医療崩壊一歩手前の状態ですから,補償付きの強制的な措置が必要なのではないでほないでしょうか.

新型コロナウイルスに感染しているかもしれない人が、クリニックの一般外来にやってきた。もし本当に感染者だったら、かかわった医療スタッフはみな1~2週間の自宅待機をしなければいけない。これで医療現場は維持できるのだろうか――。をご一読ください.

「新型コロナウイルス検査の結果、21日の患者さんも22日の患者さんも陽性の診断がくだったという。そのため、保健所は診断した私に対し、「2週間の自宅待機をせよ」と指示してきた。朝夕に熱を測り、体調を報告する必要がある、という。」「私の場合も、いつもなら毎週、150名の外来診療、20名の在宅診療、40名の特別養護老人ホーム往診を担当していたのだが、それをまるまる他の医師に委ねることになった。ただでさえ医師不足のクリニックだったのに、現場に重い負荷がかかってしまったのである。」

「勤務時間中ずっとN95マスク(微細粒子もブロックできる高性能マスク)をつけ続けるなら、コロナウイルス感染の方を診療しても、自宅待機とはならないだろう。だが、このマスクは呼吸抵抗が大きいので、15分以上続けて装着すると、苦しくなってとても耐えられるものではない。」

「湖北省の医療機関におけるPCR検査で、最終的にCOVID-19感染症と確定診断された症例のうち、初診時にPCR検査とCT検査の両方がなされた症例では、98%の患者にCTで間質性肺炎像がみられたが、PCRの陽性率は71%にすぎなかった。」

「一般医療機関も専門医療機関も見境のない、廃止を視野に入れた「再編統合」を進めるのではなく、国民が安心して医療を受けることのできる医療機関の「整備・充実」こそが望まれる。」




谷直樹

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by medical-law | 2020-03-30 23:22 | 医療