弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

東京で新たに91 人の感染確認

東京都で新たに91 人の感染が確認されました.月曜日なので昨日より感染確認が少ないのでしょう.(1週間前の月曜日は83人でしたから若干増えています.)うち76人が感染経路不明です.都庁の「戦略政策情報推進本部」に勤務する30代の男性職員の感染も確認されました.杉並区は4つの基幹病院に「発熱外来センターを設置する」と発表しました。
自分が感染したとき医療崩壊のため人工呼吸器などの医療が受けられるのかと不安を感じる人がいる一方で,依然楽観視している人も少なくないようです.

ニューズウィーク「英米メディアが絶賛、ニュージーランドが新型コロナウイルスを抑え込んでいる理由とは」(2020年4月13日)は次のとおり,4月13日午後1時(現地時間)現在,感染者数1349人(未確定を含む),入院者数15人,死者数5人のニュージーランドの状況を伝えました.

「ニュージーランドの取り組みで特徴的なのはまず、対応が早かったことだ。2月3日の時点で、外国籍の人全員を対象に、中国からのフライト(トランジットを含む)での入国を禁止した。ニュージーランド国籍を持つ人や永住権を持つ人、その家族は入国が許されたが、14日間の自主隔離が求められた。
2月28日に同国初の感染者が確認されると、すぐに入国禁止対象国を拡大。さらに3月19日には、自国民や永住権保有者以外は、全世界どの国からも入国を禁止とした。ニュージーランドは、海外からの観光客数が年間で390万人に達する観光大国ではあるが、決断は早かった。
また、全面的な入国禁止に先立ち3月17日、感染予防策による経済的打撃への対抗策として、ニュージーランドGDPの4%に相当する121億NZドル(8000億円弱)規模の経済対策を打ち出した。」

「ニュージーランドでは、3月24日に緊急事態宣言が発令され、翌25日に警戒レベルが最も高い「レベル4」に引き上げられた。これを受け、25日に4週間の「ロックダウン」に入っており、4月22日まで外出制限は続く見通しだ。
こうした成果もあってか、4月9日の時点では、新たな感染者数が5日連続で減少。回復した人の数も新感染者数を上回っていた。この時点では死亡者数も1人だった。アーダーン首相は同日の記者会見で、ロックダウンを緩める予定はないとしながらも、「危機は脱しつつある」と述べた。
ところがその後4人が亡くなり(13日時点)、新たな感染者数も増減を繰り返している。そのため、まだ予断を許さない状態ではある。しかしこのまま、感染者数が増加傾向に再び転じなければ、4月22日には予定通り警戒レベルが3に戻され、ロックダウンが解除されると見られている。
ニュージーランド国営ラジオRNZによると、ロックダウン後の生活については、数日のうちに概要が発表されるとみられているが、詳細は22日の直前になる見通しだ。アーダーン首相は、コロナウイルスとの闘いを「マラソン」と表現し、長くなるとの考えを示しているという。」



NHK世論調査では,安倍内閣「支持する」39% 「支持しない」38%だそうです.
意外に支持率が高いんですね.

谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ


by medical-law | 2020-04-13 17:08 | 医療