検察庁法改正法案

衆議院は，4月16日，検察庁法改正法案を含む国家公務員法等改正法案の審議を始めました．
検察庁法及び国公法の定年制度は検察官に適用されないとの従前の政府見解に反し，黒川弘務東京高検検事長の定年延長を１月に強行し，批判を受けたことから，検察庁法の改正が提案されています．
検察庁法をふみにじっていると批判されたことから，「国家公務員法等の一部を改正する法律案」の「等」にふくめて検察庁法自体を改正してしまおうというわけです．
拙速な審議はさけてほしいですね．
黒川弘務氏の定年延長は，高齢化社会だから定年を延長しようという趣旨とは異なります．


谷直樹

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