弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

院内感染防止,「サイレント肺炎」,第2波、第3波に備え「コロナ専門病院」

NHK「東京都医師会「全国レベルで宣言継続し自粛徹底を」新型コロナ」(2020年4月30日)は次のとおり報じました.

「東京都医師会の尾崎会長は30日の記者会見で、「全国レベルで継続するようにしてほしい。これまでどおりの自粛では人の流れは6割5分くらいしか減っておらず、目標の8割には達していない。改めて原点に戻り、政府には国民が安心して自粛ができるような休業補償の対策を強化してほしいし、国民の皆さんには自粛を徹底してほしい」と述べ、一層の自粛を求めました。
そのうえで、今後、感染の拡大が収まってきた段階で、中等症の患者を集中的に受け入れて治療する「コロナ専門病院」の設置を東京都に提案していることを明らかにし、尾崎会長は、「将来的には感染の第2波、第3波がある。感染のスピードを遅くして、医療体制の構築を進めていきたい」と話していました。」


NHK「自衛隊中央病院 院内感染対策など公開 東京 新型コロナ」(2020年4月30日)は,次のとおり報じました.

「200人を超える新型コロナウイルスの患者を受け入れた自衛隊の病院が、院内感染の対策などを報道関係者に公開しました。
公開されたのは、東京 世田谷区にある自衛隊中央病院で、取材は病院の指導のもと、患者が出入りする動線などと重ならないように配慮して行われました。
30日は、院内感染の対策や患者の受け入れ態勢が公開され、病院に来た人はすべて建物の外にあるテントで体温を測っていることや、感染の疑いの強い人が搬送されてきた場合には、出入り口から検査場所まで専用の動線を設けて誘導していることなどが紹介されました。
また、重症の患者を受け入れている病棟では、廊下を二重の扉で仕切ったうえ室内の空気が外に流れ出ないよう陰圧に保つ対策をしているということです。
病院では、新型コロナウイルスの集団感染があったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客など、200人を超える患者の治療に当たっていて、これまでに院内感染は起きていないということです。
また、自衛隊中央病院は先月、クルーズ船の患者について、軽症や無症状の人でも胸部のCT検査を行うとおよそ半数に肺の異常が認められ、このうち3分の1は、その後、症状が悪化したとする分析結果を公開しています。
病院は、この特徴を「サイレント肺炎」と呼び、症状の悪化に気付きにくいおそれがあると指摘しています。
自衛隊中央病院の上部泰秀院長は「いろいろな医療機関と協力して画像所見を共有してソフトを開発したり、共通の基準を見つけたりすることに取り組んでいる」と話し、今後もほかの医療従事者と知見を共有したいとしています。」


あるべき医療体制の姿が少しですが見えてきました.
東京都医師会は,1日の感染者が限りなく10に近づくようになれば機会解除との見解を示しました.
尾崎氏が会長で本当によかったと思います.

谷直樹

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by medical-law | 2020-05-01 09:57 | 医療