《フーガの技法》
1つの主題が変化していろいろなフーガをつくります.
同氏が亡くなったのは1750年ですが,同曲の初演は1927年です.
自筆譜と死後に出版された初版譜とに曲順,曲数などに大きな違いがあります.自筆府は,平易なものから難しいものの順ですが,初版譜はフーガの分類で並んでいます.どちらも楽器の指定がありません.主に4段の楽譜ですが,弦楽四重奏では音域がカバーできません.鍵盤楽器がすわりがよさそうです.
ピアノの録音は多いのですが,オルガンで演奏する人もいますし,ハープシコードで演奏する人もいます.
シャガジェグ・ノスラティ Nosrati盤 2015年録音
ベルナール・フォクルールBernard Foccroulle(オルガン)盤 2010年録音
ピエール=ロラン・エマールPierre-Laurent Aimard(ピアノ)盤2007年録音
各曲にあう厳密な調律の過程は,映画『ピアノマニア』に詳しいです.ピエール=ロラン・エマール氏のこだわりがよくわかります.
セバスティアン・ギヨー(Sebastien Guillot(ハープシコード)盤 2004年録音
フレットワークFretwork盤 2001年録音
アントン・バタゴフAnton Batagov盤 1993年録音
デイヴィット・モロニーDavitt Moroney(チェンバロ)盤 1985年録音
グレン・グールドGlenn Gould(オルガン・ピアノ)盤 1962年・1981年録音
グレン・グールド氏のオルガンは珍しいです.
ヘルムート・ヴァルヒャHelmut Walcha,(オルガン)盤 1956年録音
谷直樹
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