弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

安倍首相はアベノマスクからベツノマスクへ,女子中高生は村上隆氏のイラスト等でデコるアベノマスク流行

安倍首相は,アベノマスクをつけるのをやめました.
北海道新聞「迷走アベノマスク、数字で検証 1億3千万枚260億円かけ家庭へ」(2020年8月2日)は次のとおり報じました.

「全ての施設に一律に配布してきたが、現状を踏まえ、希望する介護施設等に随時配布したい」。加藤勝信厚生労働相は7月31日の記者会見でこう表明した。

 介護施設向けの8千万枚の追加配布が明らかになったのは、27日。菅義偉官房長官は28日の会見で「継続配布は有意義」と訴えたが、「使い捨てマスクを入手でき、布マスクは必要ない。高機能マスクや医療用ガウンを届けてほしい」(札幌市の社会福祉法人)などの批判が噴出し、わずか4日で転換に至った。

 布マスク配布は、首相周辺が「洗って繰り返し使えるので、全世帯に配れば国民の不安が消える」と進言し、4月1日に発表。「小さい」「エープリルフールかと思った」などと不評を買い、その後の共同通信の世論調査で「評価する」は21・6%にとどまった。

虫や糸くずの混入、検品で費用かさむ

 配布が始まると虫や糸くずの混入が相次いで判明し、検品で費用がかさんだ。5月中に終える計画だったが、道内で配布が始まったのは5月16日で、政府が全世帯配布の完了を発表したのは6月15日。届かなかった世帯もある。

 配布実績は全世帯向けが1億3千万枚、介護施設や保育所が6千万枚の計1億9千万枚。費用は全世帯向けが260億円。施設向けは247億円を見込んでいたが、一部が備蓄に回ることになり、実際の額は明らかにされていない。」


夏炉冬扇になったと思われたアベノマスクですが,他方で布製のほうがアレンジがきくからでしょうか,東京の女子中高生には「アベノマスク」が大はやりだそうです.

アーバン ライフ メトロ 「女子中高生に「アベノマスク」が大はやり! 日用品すら「SNS映え」させる現代的センスとは」(2020年8月2日)は次のとおり報じました.

「・ペンでカラフルなイラストを描くタイプ
・シールを貼るタイプ
・マスクを超えて顔までデコるタイプ
と、大きく分けて3タイプがあるのだそう。」
「1番人気のイラストは、現代アーティスト村上隆氏のあのカラフルな花のデザインです。
 村上氏の花の絵は、2020年6月、アメリカの大人気アーティスト ビリー・アイリッシュとのコラボTシャツがユニクロから発売され話題となり、売り切れの店舗も続出しました。
 ほかにも、さくらんぼモチーフのピアスなどがかわいらしい、ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前)などにショップを構えるアクセサリーブランド「Liquem(リキュエム)」とのコラボ商品が発売されるなど、若い女子たちが目にする機会が増えていました。
 こうしたことから注目されて、アベノマスクに描くイラストとしても採用されたのでしょう。
 この花の絵のほかにも、ディズニーキャラクターなど定番のキャラクターも描かれることが多いようです。」


谷直樹

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by medical-law | 2020-08-03 09:57 | 日常