神戸市,ドレーンが体内に入り込む医療事故等公表(報道)
「神戸市民病院機構は25日、市立西神戸医療センター(西区)で3月、2件の医療ミスがあったと発表した。
1件は、腹腔鏡手術で子宮を摘出した50代女性に対するミス。体液を排出するドレーン(管)を手術時の穴に挿入し、固定のため皮膚と縫合しようとしたが、実際は糸が通っておらず、長さ数センチのドレーンが体内に入り込んでしまった。手術から2日目の朝に看護師が気付き、追加の腹腔鏡手術でドレーンを体内から除去。女性は手術から4日後に予定通り退院した。
同センターではこれまでドレーンの上からガーゼを当てて体液を吸わせていたが、今後はバッグに接続した長さ約50センチのドレーンに変更する。この方法なら体内に入り込むリスクもないという。
もう1件は、20代男性に対する親知らずの抜歯手術で、1本手前の歯を誤って抜いた。(長谷部崇)」
上記報道の件は私が担当したものではありません.
ドレーンの挿入・留置及び管理に関連した医療事故は結構起きています.
とくに,ドレーン挿入時の損傷事故が多いです.
谷直樹
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