弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

日本のコロナ対策論議に根本的に欠けているもの

ビデオニュースで,米村滋人氏と神保哲生氏と宮台真司氏の討論が放映されています.

「医師でありまた法学者でもある東京大学法科大学院の米村滋人教授は、医療の逼迫を理由に大規模な行動制限措置を導入することには否定的だ。なぜならば、日本の医療逼迫の最大の原因は、日本の医療体制とそれを巡る法制度に問題があるからであり、医療体制が問題を抱えたまま単に行動制限を導入しても、国民に大いなる負担や辛苦を強いる一方で、根本的な問題は何も解決されないからだ。要するに問題の本質に手を付けなければ、単に国民の苦労と時間の浪費が繰り返されることになる可能性が大きいのだ。」


谷直樹

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by medical-law | 2020-12-21 11:30 | 医療