県立病院の肺癌の疑い報告書見落し事案で1350万円で和解(報道)
「4年前、尼崎市の県立病院で、医師ががんの疑いを指摘した報告書を見落とし、その後患者が亡くなった医療ミスで、病院側が1350万円を支払うことで和解が成立しました。
平成29年9月、県立尼崎総合医療センターで、西宮市の80代の男性患者がCT検査で肺がんの疑いがあることがわかり、検査した医師はがんの疑いを指摘する報告書を作成しました。
しかし引き継ぎを受けた担当医が、この報告書を見落とし、去年8月になって再入院した際に気づいたということですが、男性は11月に亡くなりました。
兵庫県病院局は医療ミスとして、男性と家族に謝罪するとともに補償について協議していましたが、これまでに1350万円を支払うことで和解が成立しました。
県病院局は「このような事案が発生し大変申し訳ない。安心できる県立病院の実現のため、医療安全対策の取り組みを進め再発防止に努めていく」ととコメントしています。」
上記報道の件は私が担当したものではありません.
同種の肺癌の見落とし事件は多く,過失に争いが無くても賠償金額でなかなか和解に至らないケースも少なくありません.1350万円での和解は,同種事案の和解において参考になると思います.
谷直樹
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