《君の上にはただ花ばかり》
同氏は,1941年にバルセロナに帰り,1942年~1950年に歌曲集《夢のたたかい》を作曲しました.
その第1曲《君の上にはただ花ばかり》(damunt de tu només les flors) は名曲です.
棺に白い花を入れるとき想うことはジョゼップ・ジャネス氏の詩のとおりです.
濱田滋郎氏は次のとおり訳しています.
君の上にはただ花ばかり
それはまるで白い捧げもののようだった
君の身のまわりの花明かりは
もはや花の枝のものではなかった
その香りにこもる命のすべてを
花のくちづけが君に贈った
君は花明かりの中にかがやく
閉じた瞳の上に大切にしまわれて
(以下略)
谷直樹
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