弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

日本肺癌学会,新型コロナ感染症(COVID-19)が肺癌診療に及ぼす影響調査結果報告

日本肺癌学会の「新型コロナ感染症(COVID-19)が肺癌診療に及ぼす影響調査結果報告」によると,「原発性肺癌の年間罹患数は、約13万人と推定されていることから、6.6%の新規患者が診断と治療の機会を逸したと考えると、約8,600人の方が相当する。」とのことです.

「・肺癌治療の新規患者数は、1~10月の10か月間の比較において、2019年19878例、2020年18562例であり、6.6%の減少を認めた。
・手術がおこなわれた症例の減少(-6.0%)に比較し、薬物療法の症例の減少(-8.6%)がやや大きかった。
・免疫チェックポイントと阻害剤+化学療法併用の患者のみ増加(+10.5%)していたが、他の治療法の患者は減少していた。
・COVID-19陽性患者を多く入院治療した施設では、肺癌治療の新規患者数が減少している傾向が認められた。
・エリア別の減少率は、関東、北陸、中部で著明(-7.6%~-9.7%)で、次いで、東北(-6.8%)で、関西から西日本地区では、-3.4%~-4.2%と減少幅は低めで、北海道(+0.4%)では減少は認められなかった。
・施設形態別の減少率は、公立病院が最も顕著で、大学病院、がん専門病院、国立病院はほぼ同等の減少幅であった。
・月別には、非常事態宣言が出された2020年4月以降、前年度の同月に比較し減少していた。」とのことです.

https://www.haigan.gr.jp/modules/secretariat/index.php?content_id=47
谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ


by medical-law | 2021-05-01 14:18 | 医療